さまざまな薬効があり、昔のヨーロッパでは「悪霊除けの木」「庶民の薬箱」と呼ばれ親しまれてきました。マスカットような甘い香りのするエルダー利用の歴史はエジプト時代までさかのぼると言われています。ビタミンPを含む、ビタミンが豊富なハーブで風邪の予防や引き始めに最適なハーブです。
【学名】Sambucus nigra
【和名】西洋ニワトコ
【別名】パイプツリー
【原産国】ヨーロッパ
【科名】スイカズラ科
【使用部分】花(樹皮・葉)
【作用/効能】発汗作用、保温作用、抗アレルギー作用、緩和作用、利尿作用、風邪、インフルエンザなどのカタル症状(充血、鼻水)、花粉症、アレルギー
【内用】ハーブティー:抽出時間3分/シロップ、煎剤
【ブレンド】ミント系、カモミール、レモン系など
【外用】手・足浴、沐浴(全身、半身)、湿布
【注意点】エルダーの実、種は生で食べると毒がある。