属名がラテン語の「salvere(救う)」に由来すると言われるように古くから薬効が知られていました。ギリシャ・ローマ時代には万病の治療に用いられてたという記録も残っています。万能薬と言われるように広範囲に使える、効果がかなり強めのハーブです。
お料理にもよく使われ、肉の臭みを消す上に、脂肪を分解する効果があり、ソーセージなどの肉料理に使われているのは、すぐれた殺菌効果もあるからです。
【学名】Salvia officinalis
【和名】薬用サルビア
【別名】ガーダンセージ
【原産国】南・中央アメリカ
【科名】シソ科
【使用部分】葉
【作用/効能】抗菌作用、収斂作用、消化促進作用、内分泌系調節、咽頭炎、歯肉炎、口内炎、口内炎などの口腔粘膜の炎症、更年期障害、下痢、腹痛、気管支喘息
【内用】ハーブティー:浸出時間3分(ハーブティーが一般的)/温浸剤
【ブレンド】ローズ、ワイルドストロベリー、ローズマリーなど
【外用】手・足浴、沐浴=更年期各種不調、強壮 美容=老化肌、シワ、ニキビ
【注意点】てんかんの人や妊娠中、授乳中は使用注意。大量摂取は注意。